- ディスクリプションの書き方
- ディスクリプションの設定方法
- ディスクリプションを書く際の注意点
ディスクリプションを適切に記載することで、クリック率の向上が期待できます。しかし、「どのように記載すればよいか分からない」と悩んでいる担当者の方もいることでしょう。
そこで、本記事では、ディスクリプションの書き方や設定方法を焦点を置いて解説をしていきます。
SEOで効果的なディスクリプションの書き方
ディスクリプションを意識して書くことで、クリック率の向上が期待できます。SEOに直接影響があるわけではありませんが、適切なポイントを押さえてディスクリプションを記載することをおすすめします。ここでは、ディスクリプションを効果的に作成できる4つのコツを解説します。
文字数は70~100文字程度に収める
ディスクリプションの文字数は70~100文字以内に収めなければ、大部分が省略されて表示されます。PC版では80~100文字程度、モバイル版では70~80文字程度で表示されます。そのため、最低でもどちらか一方の媒体では、適切に表示されるように文字数を調整しましょう。長すぎると省略されてしまいユーザーに伝わりませんし、短すぎても伝えたいことが適切に伝わりません。PC版を意識して最適化するとモバイル版では省略されてしまうので、どちらでの表示を優先したいかを決めたうえで、ディスクリプションの文字数を決めましょう。
記事を読むメリットが伝わるように書く
ユーザーは検索結果の中から、一番有益な情報が手に入りそうなページを選んで流入します。そのため、ディスクリプションを通じて「この記事を読めば、悩みや疑問は解決できるよ」と伝えることが重要です。ユーザーに「どんな情報」が手に入り「どんな状態」になれるのかが伝わるように作成しましょう。
たとえば、「SEO キーワード選定」で表示されている記事なら、「SEOのキーワード選定手法」が分かり、「成果につながるキーワード戦略が策定できる」状態になれるような記事であることを伝えるイメージです。
ディスクリプションを的確に作成するためにも、コンテンツ作成の段階でユーザーの検索ゴールと理想の状態を明確にしておきましょう。
検索ユーザーが理解しやすい文章を意識する
どんなに読みやすい文章でディスクリプションを作成しても、ユーザーが理解できなければ意味がありません。
「SEOについて知りたいユーザー」がターゲットなのに、「SEOとはSearch Engine Optimizationのこと」のようなディスクリプションを設定していては伝わりません。この場合、「SEOとはサイトが検索エンジンで上位表示されるように最適化すること」のように知識が無い人でも分かるように書く必要があります。
このように、誰に届ける記事なのかも加味したうえで、そのターゲットが理解しやすいようなディスクリプションを設定しましょう。
狙いたいキーワードを入れ込む
検索結果に表示されるディスクリプションの中に、検索キーワードがある場合、太字で強調されます。検索ユーザーが「自分の求める情報がありそうだな」と感じた結果、クリック率の向上が期待できます。出来るだけユーザーの目に触れやすい文頭に設置されるようにキーワードを配置しましょう。無暗にキーワードを乱用するのは、かえって読みづらい印象を与えてしまうので、1~2回程度を目安にディスクリプションに入れ込むようにしましょう。
ディスクリプションの設定方法
せっかく良いディスクリプションを作成しても、正しく表示されなければ意味がありません。そこで、ここではディスクリプションの簡単な設定方法を解説します。
HTMLコードで設定する際の書き方
HTMLでディスクリプションを設定する際は以下のようなコードを使用しましょう。
<meta name=”description” content=”ここにディスクリプションを記載する”>
コードを記述する際は、必ず<head>タグの間に入れるようにしましょう。下記のようなイメージです。
<head>
<title>タイトル</title>
<meta name=”description” content=”ここにディスクリプションを記載する”>
</head>
<head>は検索エンジンにページ情報を伝える役割を果たします。<head>内に入れないとディスクリプションが適切に表示されません。そのため、注意して実装しましょう。
WordPressで設定する場合
WordPressでは、プラグインを導入することで簡単にディスクリプションを設定できます。
弊社では、「SEO SIMPLE PACK」を使用しており、下記画像のように簡単にディスクリプションを設定できています。
「All in One SEO」でも同様にディスクリプションを入力するだけで設定できるので、ぜひ使いやすい方を選んでください。
ディスクリプションを書く際の注意点
ディスクリプションを書く際は注意すべきこともあります。適切な書き方や設定を意識しなければ効果を最大限発揮できません。
- キーワードの羅列にならないようにする
- ページごとに最適化する
キーワードの羅列にならないようにする
ディスクリプションを書く際にキーワードを入れると太字で強調されます。しかし、目立たせたいからと言ってキーワードを羅列するような形にしてはいけません。第一に、キーワードを羅列してもユーザーにページの内容が伝わりませんし、そんなディスクリプションを設定しているページを閲覧する気にもなりにくいです。
また、悪質な場合はGoogleからスパム認定をされてペナルティを受ける場合があります。そうなるとサイト全体の順位も大幅に下がってしまいます。
そのため、キーワードを羅列せずに、ユーザーにページ内容が伝わる形で記載するようにしましょう。
ページごとに最適化する
ディスクリプションはページごとに最適化するのが理想です。ディスクリプションは設定しなくても、検索エンジンがページ内の文章でそれらしい部分を抜粋し表示されるようになっています。しかし、その抜粋箇所がディスクリプションとして適切でない部分であることも多いです。
また、1ページずつ設定するのが面倒だからと言って、全ページに使用できるようなディスクリプションを一律で設定するのも良くありません。ユーザーにページ内容が適切に伝わらないので、クリック率にも効果は見込めないためです。
ページごとに最適化してこそ、効果を最大化できます。工数は少しかかってしまいますが、1ページずつ設定するようにしましょう。
まとめ
ディスクリプションを書くうえで重要なことは、ページ内容をユーザーに魅力的に伝えることです。そのために、適切な文字数で魅力的な文章を作成する必要があります。ユーザーが記事を読むメリットを交えつつ、ターゲットとなるユーザーが理解しやすいように心がけましょう。
また、工数はかかりますがページごとに最適化することでディスクリプションを設定する効果を最大化できます。キーワードの羅列になっていないか、タグは正しく記述できているかを確認しつつ設定しましょう。
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