- SEOの費用対効果の算出方法
- SEOにおける費用対効果の考え方
- SEOの費用対効果を最大化するための方法
SEOに取り組むうえで、費用対効果は施策の実施や継続を判断する際の指標の1つとして重要です。
しかし、SEOは潜在層から顕在層まで幅広いユーザーにアプローチできる施策のため、「費用対効果をどう計算したらよいか分からない」という方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では「SEOの費用対効果」について算出方法や考え方、最大化する方法を解説します。費用対効果のシミュレーションや改善にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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SEOの費用対効果の算出方法
SEOにおける費用対効果は、SEOに投資した費用に対してどのくらいのリターン(利益)があったかを示す指標です。
費用対効果=SEO施策によるリターン/SEOへの投資費用×100
SEOのリターンは、主に売り上げの増加額やCVの増加件数などを指します。たとえば、SEOに100万投資し、売上が200万増加した場合の費用対効果を、上記の式に当てはめて計算すると以下のようになります。
- 200万÷100万×100=200%
計算して出た数値が高いほど費用対効果が高いことを示し、一方で100%を切っていれば施策の効果が赤字であることを示します。このように売上増加額が分かれば簡単に計算できます。
CVの換価計算方法
とくに、BtoB企業などCVの増加数をSEOの成果においている場合があります。その場合はCVの増加件数分を換金計算したうえで、費用対効果を算出する必要があります。
その際、SEOにおけるリターンは「リード単価×リード増加数」を各チャネルで計算し合計した金額として考えましょう。
- ホワイトペーパーDL単価:5000円
- ウェビナー獲得単価:2000円
- お問い合わせ獲得単価:30000円
上記を条件とします。
そして、各チャネルの獲得リード増加数が、
- ホワイトペーパーDL単価:50件/月
- ウェビナー獲得単価:100件/月
- お問い合わせ獲得単価:5件/月
上記の条件の場合、
- 5000円×50+2000円×100+30000円×5=600000円
SEOによるリターンは、以下のようになります。
SEOにおける費用対効果の考え方
SEOにおいて、費用対効果はあくまで数字にすぎません。SEOに認知を獲得できたり広告ではリーチできないユーザーを集客できたりと定性的な効果を見込めるため、費用対効果を正確に算出することが難しいためです。
- 定性的な効果も見込める
- コンテンツを資産として活用できる
- 質の高いユーザーを集客できる
そのため、SEOには上記のような効果があることを理解したうえで、施策の実行に取り組むことが成果を出すためには重要です。
定性的な効果も見込める
SEOは、潜在層や未検討層などにもコンテンツを届けられ、幅広い層からの認知を獲得できることが大きな特徴です。認知を獲得しても、すぐに成果につながるとは限りませんが、継続的にコンテンツを発信しつづけ、認知を拡大していくことが重要です。
もし潜在層のユーザーが検討層に引きあがったタイミングで、認知を獲得できていれば、指名検索から流入する可能性が高まるからです。CV確度の高い顧客と接点を低コストで生み出し、顧客獲得単価を抑えることができれば、利益の拡大にもつながります。
コンテンツを資産として活用できる
一度作成したSEOコンテンツは、会社の資産となることも大きなメリットの1つです。一度作成したコンテンツは、SEO流入を生み出す窓口として機能するだけでなく、セールスやカスタマーサクセスなど様々な場面で活用ができます。実際に、弊社でも商談やウェビナーでの質疑応答の際に、言葉で説明しにくい部分はSEOコンテンツを活用しています。
また、SEOコンテンツはホワイトペーパーやメルマガ、ウェビナーなど他の施策にも展開可能であり、工数を削減しながら迅速に新たなコンテンツを生み出すことができます。
質の高いユーザーを集客できる
SEOはユーザーが検索行動を起こすことを前提としているため、能動的なユーザーを集めることが可能です。検討層向けのキーワードでコンテンツを作成することで、CV確度の高いユーザーを集客できます。
また、ユーザーから行動を起こすため、広告では集客できなかった層の見込み顧客にアプローチできるため、広告施策とは使い分けて実行することができます。
SEOの費用対効果を最大化するための方法3選
SEOに取り組むうえで、目指すべきは費用対効果の最大化です。そして、SEOの費用対効果を最大化するためには大きくコストを削減するか、成果につながる体制を構築することの2つに分けられます。そのうえで、ここでは以下の3つのノウハウを解説します。
- SEOコンテンツを別チャネルでも再利用する
- 1記事当たりに予算をかけすぎない
- 出口戦略を強化する
SEOコンテンツを別チャネルでも再利用する
SEOコンテンツを作りっぱなしにするのではなく、メルマガでTIPSとして記事内容を発信する、記事内容を肉付けしてホワイトペーパーを作成するなど、別チャネルの施策として再利用することで工数の削減と共にCVポイントの追加を実現できます。
メルマガからコンテンツの流入につなげたり、コンテンツの流入からホワイトペーパーのダウンロードにつなげたり、施策間のシナジーを残しつつ、迅速に施策を展開することが可能となります。
デジタリフトでも、人気記事の内容をメルマガで発信したり、ホワイトペーパーとして肉付けしたコンテンツを作成したりして工数を削減しながら施策を回し、CVにつなげています。
1記事当たりに予算をかけすぎない
1記事に予算をかけすぎてしまうと費用対効果は下がってしまいます。自社内でコンテンツを作成している場合は、少ない工数で高品質なコンテンツを量産できるように体制やオペレーションを最適化しましょう。
また、外注している場合は、自社商材の単価に合わせて外注費用を調整しましょう。外注費用をかけすぎてしまうと利益を圧迫してしまい非常にもったいない状況となってしまいます。
デジタリフトでは、記事制作代行サービスを提供しており、スピーディに高品質なコンテンツを手間いらずでお届けしています。1記事6万円から承っております。もし、SEOコンテンツ作成の外注を考えている方は、記事制作代行サービスの資料を無料でアウトプットイメージと一緒にダウンロードできるので、ぜひご確認ください。
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出口戦略を強化する
インサイドセールスからアプローチするなど、SEO流入からどのように売上につなげていくのか出口戦略を強化することも非常に重要です。
どんなにセッションを集めていたとしても、最終的な成果につながっていなければ意味がありません。売上の拡大などを目的を達成するためにSEOを実施するという視点が欠けてしまうと、目先の検索順位やセッションだけに注目しがちです。
そうなってしまうと、どのように成果につなげていくのか出口戦略が曖昧になってしまい、SEOの効果が薄まってしまいます。
SEOの投資回収にかかるまでの時間は4か月~1年
Googleの公式によると、SEOに着手してから効果が出始めるまでは「4か月~1年」かかると示されています。
しかし実際は、どのくらいかかるかは自社サイトの状況や市場環境など様々な要因によって変わります。自社の属する業界がSEOの競合性が高い場合、1年より時間を要する場合もあるかもしれません。
一方で、自社内に十分なSEOノウハウがある場合や、サイトの評価が高い状態であれば成果につながりやすく、4か月より早く効果を実感できるかもしれません。
一概に言えるのは、SEOで成功するためには、Googleに信頼性が高く、ユーザーにとって有益なサイトであると認識されることが重要です。そのために、質の高いコンテンツを定期的に発信し続けていく必要があります。
SEOで成果を出すための最短距離を歩むためにも、適切な体制や方法で取り組んでいきましょう。
SEOのシミュレーションが自社で出せない方は?
SEOに取り組みたいけど、「自社内でシミュレーションが出せず、稟議に通せない」などのお悩みを抱えている場合は、SEO業者に相談しましょう。SEOのプロであれば、迅速にシミュレーションを出すことも可能なはずです。
自社内のノウハウに不足がある場合は、自分たちだけでなんとかしようとするのではなく、必要があれば外部の力を借りてSEO施策を成功に導いていくことが重要です。
デジタリフトでは、コンテンツSEO対策のコンサルティングから記事作成代行までのご支援をさせていただいております。今までBtoB企業~BtoC企業まで幅広くご支援をさせていただいた経験を活かして、「スピーディに」コンテンツSEOの成果を出すということにコミットさせていただいております。
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